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先輩たちから、メッセージ Message3 金児 裕子

さまざまなキャリアとともに、育児の経験も糧として
さらに女性が活きる職場へと改革する

金児 裕子 Profile

■企画畑で培った経験が自分を成長させてくれた

私は新卒採用ですが、中途採用をお考えの皆さんにも、富士急行グループでのキャリア形成の特徴や、女性が活躍できる環境といったことについて、ぜひ知っていただきたく、今回インタビューにお答えすることとしました。
私は2008年に富士急行に入社後、株式会社フジヤマリゾートに出向となり、営業部に配属されました。ここでは主に園内イベントの企画・運営、ホームページの制作や制作、パンフレットや割引券などの作成を担当し、企画にあたって、どうしたらお客様に喜んでもらえるのか、また情報発信の大切さやそのノウハウなどについてたくさんのこと学ぶことができました。
こうした経験を経て企画部へ配属となり、新しい施設の企画開発、既存施設のリニューアル計画、キャラクター関連の仕事をすることになりましたが、フジヤマリゾートでの経験がとても役立ったことを覚えています。やがてかねてよりの希望でもあった商品の企画開発を担当することとなり、「きかんしゃトーマス」や「エヴァンゲリヲン」といったメジャーなキャラクターを商品企画で取り扱ったり、施設ごとのオリジナル商品を開発したりと、さまざまなことにチャレンジさせていただきました。この時期には、「売れる商品」を開発するというのはとても難しいということを知りました。そんな時でも、2008年にスタートしたキャリアが着々と自分を成長させてくれたことで、どんな時でも喜びを感じながら成果を積み重ねてこれたように思います。

■女性としてどうしたらより良い環境で働けるか?
ー出産、育休の時期に多くのことを考えた

商品の企画開発、キャラクターライセンスの交渉など、それなりにハードに仕事をこなしていた私ですが、2014年に、出産・育児ということになりました。そこで、富士急の充実した育児休暇制度を活用することとしました。これによって、およそ1年間育児に専念することができたのですが、この育休期間に、女性がどうしたら会社や社会に関わり続けていけるのかについて真剣に考えました。結婚や出産を機に、経験やスキルを磨いた女性が職場から去ってしまうのは、その方にとっても会社にとっても、なんとももったいないことだと強く思ったのです。育休中に復帰後の希望を問われたのですが、その時それまでとはまったく畑違いである人事部を希望しました。その理由は、働きたいと思う人の意欲や気持ちを汲み、人を生かす仕事をしてみたいと思ったからです。また、育休中に思いついたいくつかのアイデアを実現してみたいと思ったこともあります。
幸い、この希望が叶えられ、復帰後は人事部という新しい世界で、自分のしてみたいことにチャレンジさせてもらえることとなりました。

■育休中もスキルアップできる
ー人事部ならではのしくみづくりに取り組んでいます

私が現在人事部で担当しているのは、福利厚生や表彰の実施など、従業員の働き方に関する仕事です。中でも、女性社員の活躍ということについては、自分なりに思いもあり積極的に取り組んでいます。特に結婚や出産を経験した人が復帰しやすい環境づくりに努めており、保育所の運営に関わったり、育休を取得している社員のサポートを行っています。自分自身が育休中に考えていたアイデアなども織り交ぜ、育休中の女性が会社の状況を把握できるように社内情報を共有するシステムの運用も始めました。さらに、育休者が実務や英語に関する講座をeラーニングで学べるシステムも導入しました。こうしたシステムによって、復帰した時には以前よりスキルがアップしているといったことが可能になります。
何事もチャレンジ、富士急では、そんな気持ちで仲間とともに働けるということに、今も感謝の気持ちでいっぱいです。

男性も女性も分け隔てなくチャレンジできる会社です!