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富士急グループは、ESG経営を実践し、事業を通じて社会的な課題を解決することで、地域社会の発展と国際目標「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に取り組みます。
富士山エリアを「リゾートシティ」とする、 持続可能な地域社会の実現を目指す
富士山エリアの当社グループ利用者数 2,000万人を目指す
環境目標として2030年までに、「負荷ネットゼロ&貢献※」を目指す
(※技術的、経済的等、 当社が可能と考える範囲で取り組む)
STEP
01
検討すべき社会課題の抽出
持続可能な社会の実現に向けて、富士急グループが取り組むべき社会・環境課題の抽出を行いました。
富士五湖地域が抱える課題からSDGsやグローバルリスクレポート、サステナビリティ会計基準審議会(SASB)等の世界的な枠組みにおける課題まで、395項目の検討課題を抽出しました。
STEP
02
検討課題の評価・絞り込み
395項目の検討課題について、「富士急グループにおける重要性」と「社会における重要性」によって評価を行い、類似課題の統合や関連性等を鑑みて98項目に絞り込み、15のカテゴリーに集約しました。
STEP
03
従業員アンケート・経営者インタビューの実施
抽出した15のカテゴリーを用いて富士急グループが取り組むべき重要課題について、富士急グループ全社員を対象に従業員アンケート(回答者数:1315名)を行い、アンケートを踏まえた上で経営者インタビュー(回答者数:取締役・執行役員4名)を実施しました。
STEP
04
重要課題(マテリアリティ)の選定
従業員アンケートや経営者インタビュー結果を踏まえて、社会および富士急グループにとって共に重要度・影響度が高いマテリアリティについて、富士急グループならではの表現に置き換えた上で、課題の重要度評価の妥当性を検討し、マテリアリティを特定しました。
富士山とともに次の100年へ
対応するSDGs
約100年前、「富士を世界に拓く」という創業精神のもと、表土の薄い溶岩地帯に土を盛り、苗木を植え、以来今日に至るまで自然の再生とその保全を行ってまいりました。
山梨県富士吉田市の富士急ハイランドの建設は、土を運び入れることから始まりました。アカマツ、つつじ、白樺など2万本以上の樹木を植樹し育て緑豊かな遊園地を造り、ジェットコースターなどの設計・配置も富士山の景観保護や騒音防止などに充分に配慮しました。
このように、もとあった自然を大切にしながら、より豊かな環境にしていくことで、富士山麓を発展させていくのが当社の事業開発です。そして、次の100年も富士山の美しさを世界中の人々に届けるために、富士山を愛し、豊かな自然を育む活動を続けてまいります。
120%の安心・安全の実現へ
対応するSDGs
私たち富士急グループは、鉄道、バス、遊園地、ホテルなど様々な場所や施設を通じて、お客様や地域の皆様、従業員などの様々な方(ステークホルダー)の人生に関わっています。
その皆様に笑顔でご利用いただくために、これからも従業員が一丸となって「120%の安心・安全の実現」を常に追求してまいります。
また、企業の社会的責任を十二分に自覚し、法令及び諸規則の遵守はもとより、良識を持って誠実に行動することで、良き企業市民として社会に貢献してまいります。
人を育て、寄り添う
対応するSDGs
創業精神「富士を世界に拓く」のもと、オリジナリティの高い「喜び・感動」を創造することにより、世界中の人々の心の豊かさに貢献することを経営理念としています。
これはお客様だけでなく富士急グループ全従業員一人一人やその家族の方々も対象であり、心も身体も健やかな毎日を過ごせるよう、様々な取り組みを行ってまいります。
地域とともに創り、ともに栄える
対応するSDGs
富士急行は、地域の悲願だった鉄道事業・不動産事業を行うことで富士山麓を活性化させることを目的として約100年前に生まれた会社です。
創業からの使命である、富士山麓を豊かに便利にしながら、産業を興し、雇用も創出する「社会開発」を続けることで、これからも地域の発展に貢献してまいります。
もっと便利に、もっと愉しく
対応するSDGs
富士山麓エリアが世界有数の観光地となることを目指し、創業当初から様々なイノベーションを行ってまいりました。
例えば、富士急ハイランドの前身である人工のスケートセンター、富士五湖地域はじめての電気鉄道、日本のゴルフ文化創成期における富士山麓でのゴルフ場開業、日本初のミネラルウォーターなどがあげられます。
これからもイノベーションを絶えず行いながら、多くの方の非日常に喜びと感動を提供してまいります。