富士急行

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環境について

世界文化遺産「富士山」を守り、環境と観光の調和のとれたリゾートエリアへ

鉄道の取り組み

鉄道の取り組み

照明のLED化(信号、踏切灯、駅舎)

信号や踏切動作反応灯、駅舎照明や踏切照明において、省エネ効果が高く寿命も長いLEDを導入しています。また、車両のリニューアルの際の行先表示器や車内案内装置においてLEDを導入しております。

他鉄道会社の中古車両の導入、リノベーション、再活用

他の鉄道会社で利用され引退した車両を当社が譲受し、車両新造にかかる環境負荷を低減させています。

車両への回生ブレーキの導入

ブレーキのエネルギーを電気に変換し、ほかの電車の加速時に利用し、エネルギーを最大限活用しています。回生ブレーキは現在特急2編成、普通電車7編成に導入されています。

PCB廃棄物の管理・処理

使用済みのポリ塩化ビフェニル(PCB)機器は、法令に基づいて適正に保管し、届出を行っています。また、順次廃棄処理を行っています。

レールや枕木の改良、改修

レールの継ぎ目をなくすロングレール化を行い、騒音・振動の低減や乗り心地の向上に取り組んでいます。また、レールを重軌条化により重量を1mあたり50kgのレールで騒音・振動の低減を図っています。また分岐器の枕木を木枕木から合成枕木へ材質を交換し、振動の低減や長寿命化を図りました。

車輪の定期的な整備

車輪を電車修理工場にて定期的に削正することで、車輪表面の凹凸をなくし、走行時の騒音の低減を図っています。

索道 遊歩道の整備(アジサイ植栽など)

富士山パノラマロープウェイでは、天上山山頂への遊歩道を整備しております。昨年は新たな展望櫓をお客様に公開するにあたり、そこまで向かう遊歩道を整備しております。今後も地域の皆様と連携して対応していきたいと思います。

索道 乗車券WEBチケット導入(ペーパーレス化)

WEBチケット対応により、磁気乗車券や紙乗車券と比べ環境負荷の軽減を図っています。

バス・タクシーの取り組み

バスの取り組み

電気バスの導入

2020年3月には山梨県内では初となる「電気バス」を導入しました。充電した蓄電地の電力でモーターを動かすことによってガソリンを一切使わない、排気ガスゼロの環境に優しい車両です。災害時には電気バスを移動蓄電池としても活用でき、周辺地域にお住いの方々や観光客を手助けする使命も担っています。
デザインは環境にやさしい「電気バス」ということが一目でわかるように、コンセントをかたどったバスに「EV-BUS」のロゴをアイキャッチに、そのロゴマークから伸びる枝が富士山の緑に繋がることで自然環境への配慮と世界遺産・富士山の自然を守り続けていこうという決意を表しています。
ディーゼル車は、排気ガスとして排出されるCO2が70t/台程度であるため、電気バスを1台導入するごとに年間70tのCO2排出削減が可能です。

2022年度には富士急グループのバス会社5社において、国内メーカーによる新型EV路線バス6台(大型4台、小型2台)を新たに導入しました。国内メーカーによる大型EVバスの導入は東日本で最初の事例となります。
今後も富士急グループでは、富士山麓エリアの環境負荷低減とともに環境保全への取り組みを通したまちづくり貢献に努めてまいります。

電気バス紹介動画

ハイブリッドバス・タクシーの導入

2005年には、ディーゼルエンジンとモーター(電動機)を組み合わせたハイブリッドシステムを採用した低公害ハイブリッドバスを導入しました。減速時に発生するエネルギーを電気エネルギーに変換してバッテリーに蓄え、発進・加速時にエンジンと併用してモーターが作動することで、高出力と低燃費を両立し、低公害にも寄与しています。
『富士山の自然よ、永遠に』という思いを込めて『エバーグリーンシャトル』と名づけられたこれらの低公害バスは、クリーンなバスとして、主に富士登山バスや周辺地域の路線バスに使用しています。

低公害CNGバスの導入

富士急グループでは、より積極的に自然への負荷を軽減するために、1995年度、全国の国立公園内では初めての黒煙をまったく排出しない低公害CNG(圧縮天然ガス)バスを導入しました。天然ガスは化石燃料の中でCO2の排出量が最も少なく、また煤塵の排出もほとんどないクリーンなエネルギーです。

低燃費タイヤの導入

富士急グループでは、エコタイヤを導入し、低燃費運転を目指すことで、排出する二酸化炭素量を削減し環境への負荷を減らす取り組みを行っています。

排ガス対策の取り組み(尿素)

ディーゼル車両から排出される排気ガスには窒素酸化物等の有害物質が含まれているため、環境に有害な窒素酸化物をアンモニアと科学反応させ、無害な窒素と水に分解する尿素SCRシステムと呼ばれる装置を搭載し、排気ガス対策を行っております。

アイドリングストップ機能搭載車の導入

当社では燃料節約や排ガス削減のためアイドリングストップを推進しております。停車時に自動的にエンジンを停車させることにより、排気ガスや燃料の消費を抑制します。
従来のバスと比較すると地球温暖化の原因であるCO2の排出を約1割削減でき、アイドリングストップ中も冷房送風が可能な装置(自動アイドリングストップシステム)を搭載しています。

軽EVタクシーの運行

2023年11月に山梨県の峡東地域(甲州タクシー株式会社・計2台)と静岡県の富士地域(石川タクシー富士株式会社・計1台)にて軽EVタクシーの運行を開始しました。環境に配慮しつつ、多くの方が抵抗なく運転できる軽自動車の特性を活かして女性乗務員の獲得を強化するためタクシー車両の安全基準に適合した軽EV車両である「日産サクラ」を採用いたしました。男性乗務員が多いタクシー業界において女性乗務員の働きやすい環境を整備していくことで、女性活躍の機会を積極的に提供してまいります。

レジャーの取り組み

レジャーの取り組み

富士急ハイランド 「ZOKKON」の取り組み

2023年7月20日開業の大型コースター「ZOKKON」は自然環境に配慮した設計を随所に取り入れたアトラクションとなっております。

敷地内の緑化
コースター敷地内の緑化を進めることにより、快適な空間創出だけではなく大気の浄化や遊園地内のヒートアイランド現象の抑制、地球温暖化の防止等に貢献しています。

ソーラーパネルの設置
駅舎の屋根にソーラーパネルを設置し、プラットホーム内の一部電力を賄っています。

内装材に再生材(リサイクル内装ボード)を使用
使用済みのコーヒー豆など多岐にわたる廃棄物を利用したリサイクル内装ボードを駅舎の壁面に使用し、廃棄物の削減に貢献しています。

屋外通行路に間伐材を再利用した床材を使用
間伐材や廃木材などのウッドチップを含むモルタルブロックを屋外通行路に使用し、遊園地内のヒートアイランド現象の抑制や除草、除菌、消臭等に貢献しています。

富士山の溶岩石の再利用
敷地内の工事過程で地中から掘り出された富士山の溶岩石を修景デザインとして再利用し、廃棄物の削減に貢献しています。

森林保全によるCO2吸収の推進

会社創立65周年記念事業の一環として「富士急記念の森林」を富士山麓に整備致しました。年々ヒノキの植樹を行うことでその面積は2.29haとなりました。その後毎年若手社員が中心となって下草刈りや自然に適した樹木の植樹を行っています。ヒノキ林は年間で1ha当たり8tのCO2を吸収するといわれており、CO2排出削減にも貢献しております。なお、上記以外に富士山麓には当社が管理している別荘地や森が500ha以上あり、植樹・剪定などを定期的に行うことで富士山の自然を守る活動に取り組んでおります。

フジヤマスタイル

フジヤマスタイル

富士山のおだやかな懐に抱かれた山中湖畔エリアで、自然と共生した別荘地です。

紙袋リニューアル(富士急ハイランド)

紙袋リニューアル(富士急ハイランド)

2023年7月1日より富士急ハイランド内お土産売り場で販売している紙袋をリニューアルいたしました。素材は全て自然環境に配慮したFSC認証紙を使用しております。地域応援と恋愛応援をテーマにデザインしており、左下にある芽は富士急ハイランドの「木を大切にする想い」と皆さまの「恋の芽生え」をイメージしております。

EV車の導入(富士急ハイランド)

EV車の導入(富士急ハイランド)

富士急ハイランドでは2022年度に業務用EV車を3台、業務用EVトラックを1台導入しております。2023年度にはフォークリフトなどの園内で使用する作業車を順次EV車に切り替えており、業務用自動車のEV化による富士山麓エリアの環境負荷低減を目指しております。

富士急リゾートアメニティ 再生木材を利用した薪の制作・販売

富士急リゾートアメニティ 再生木材を利用した薪の制作・販売

富士急リゾートアメニティでは、山中湖畔別荘地内にて自社で危険木・支障木を伐採した際に発生した木材を再利用し、薪を製作販売しております。従来は木材業者から薪を仕入れ別荘地内で販売しておりましたが、下請け業者に薪を加工・制作してもらい富士急リゾートアメニティで仕入れることにより、環境に配慮した薪を販売することができます。

富士急ハイランド 地産材や廃材を活用したリノベーション

富士急ハイランド 地産材や廃材を活用したリノベーション

富士急ハイランドでは、地元山梨県産のヒノキを使用し、既存ベンチの座面と背もたれの木板交換を行っています。また、ジェットコースター(FUJIYAMA)のレール定期交換作業で出た廃材(鋼材)を再利用し、園内にベンチ設置しました。今後も富士山周辺の環境を守りながら、誰もが利用しやすいアミューズメントシティを目指し様々な活動を行ってまいります。

海ごみゼロプロジェクト in やまなし(日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」) 

海ごみゼロプロジェクト in やまなし(日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」) 

富士急グループでは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で行う「海ごみゼロプロジェクト in やまなし」(事務局 UTY)に参加しております。これに合わせ、富士汽船で実施している山中湖の白鳥の生態を学ぶことが可能なエコツアーを海ごみゼロプロジェクトバージョンとして実施いたしました。イベント初日には、山中保育所の園児を対象に招待会を開催し、山中湖の自然や海を守ることの大切さを学んでいただきました。また、山中湖周辺の富士急グループではごみ拾い活動を定期的に実施し、山中湖の環境保全のための取り組みを行っております。

富士山麓電鉄 ビール&トレインフェスティバル in 河口湖 レンタルリユースカップの導入

富士山麓電鉄 ビール&トレインフェスティバル in 河口湖 レンタルリユースカップの導入

富士山麓電気鉄道株式会社では、河口湖にて「富士山麓電鉄 ビール&トレインフェスティバル in 河口湖」を開催しました。会場では、下吉田市の醸造所「BRIGHT BLUE BREWING(ブライトブルーブルーイング)」のクラフトビールを提供しました。このイベントで使用したカップは、認定NPO法人スペースふう(山梨県南巨摩郡富士川町)が提供するリユース食器です。イベントで大量に捨てられてしまうカップですが、返却可能なリユース食器を使用することでゴミを大幅に削減することができ、環境への負担を大きく減らすことができます。

富士山麓電鉄 ビール&トレインフェスティバル in 河口湖 オリジナルリユースカップの販売

富士山麓電鉄 ビール&トレインフェスティバル in 河口湖 オリジナルリユースカップの販売

河口湖駅にて開催した「富士山麓電鉄 ビール&トレインフェスティバル in 河口湖」では、下吉田市の醸造所「BRIGHT BLUE BREWING(ブライトブルーブルーイング)」で作られたクラフトビールの提供と共に、富士山麓電気鉄道オリジナルリユースカップの販売を行いました。カップは、今回のイベントのために特別醸造されたオリジナルエール「モ1エール」のボトルラベルと同じデザインで、富士山麓電気鉄道開業時の車両モ1型を連想させる”さび朱色”で描かれています。イベントでの使用後は、記念にそのまま持ち帰ることができ、使い捨ての容器のゴミを減らすことができます。

エコ清掃と富士山の森の間伐材を使用した「エコカード」を導入(ハイランドリゾート)

ハイランドリゾート ホテル&スパでは、環境保全への取り組みの一環として2022年4月よりご連泊時の客室清掃に「エコ清掃」を導入いたしました。
エコ清掃では、ご連泊時の客室清掃やリネンの交換を行わず、再利用することでCO2・水資源・使用電力を削減し、地球環境保全に取り組むものです。
また、エコ清掃にご賛同・ご協力いただけるお客様には、富士山の森の間伐材で作成した「エコ清掃カード」のご利用をお願いしております。

エコアメニティの導入(ハイランドリゾート)

環境保全への取り組みの一環として2020年4月より客室にご用意しているアメニティを、環境にやさしいエコ商品に変更いたしました。
客室にご用意している使い捨てアメニティ(歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ等)は、籾殻を原材料にしたバイオマス樹脂を使用している環境にやさしいエコ商品を導入し、プラスティックごみの削減に取り組んでおります。
また、バスアメニティ(シャンプー・コンディショナー・ボディソープ)のミニボトルを廃止し、富士五湖町に工場に工場を有する松山油脂社の詰め替え可能なポンプ式ボトルを導入いたしました。

水循環型ポータブル手洗い機「WOTA」の導入による衛生環境の改善と節水(雲上閣)

感染症対策として「手洗い」は最も有効な手法の一つです。水道設備が整っていない富士山五合目に、水道のないどんな場所にも設置可能でいつでも綺麗な水で手洗いができる手洗い場「WOSH」を設置いたしました。「WOSH」は、蓄えられた水を、膜ろ過・塩素添加・紫外線照射の3段階のテクノロジーによって水をクリーンに保ちながら循環させ活用するシステムとなっており、限られた条件でも安心・安全な水で手洗することが可能です。また、排水が発生しないことで、自然環境にも優しい施設です。

Plaza Fontana -Numazu Station-

Plaza Fontana -Numazu Station- は、JR沼津駅南口・富士急百貨店沼津店跡地に新たに誕生した商業施設です。循環型社会の実現を目指して、自然素材を使用したサインや再生材料を使用した環境にやさしいオーニングテント、電気自動車用充電サービスや省エネ設備を導入しております。そのほか地元企業の出店など、人、物、エネルギーの循環を目指した施設となっております。

地産木材の活用(ピカ相模湖)

さがみ湖リゾートプレジャーフォレストでは、地産木材「さがみはら津久井産材」を活用し、ウッドデッキやドッグランを修繕・整備しております。地産材を活用することで、地域の林業を守り、ひいては地域の自然を守る活動に寄与しております。

パーマカルチャー施設 ピカ山中湖

PICA山中湖ヴィレッジは、自然の資源を生かし、持続可能な生活システムを作り出すためのデザイン体系「パーマカルチャー」をコンセプトに作られた宿泊施設です。
宿泊施設の他にも、山梨や静岡の契約農家から届く有機野菜や甲州ワインビーフ等、富士山周辺の食材を使用し、旬の料理を提供するレストラン「FUJIYAMA KITCHEN」、購入したエスプレッソコーヒーやパニーニを片手に、富士山をゆっくりと眺めつつ、森林浴ができる「ハンモックカフェ」、富士山の伏流水で作ったクラフトビールと厳選した地元のお肉やこだわりの野菜をバーベキューで味わう「フジヤマガーデンワークス」など、自然を満喫することができる施設があります。

建物の省エネルギー化(空調等)

当社グループの(商業施設やオフィスビル)建物では、省エネ型の空調機などの更新を積極的に進めています。

園内照明LED化(ハイランド 園内・コニファーリンク、相模湖駐車場)

当社グループでは、照明器具のLED化による省エネ推進を積極的に進めております。富士急ハイランドのコニファーフォレストでは、2019年6月に屋外スケートリンクの照明(LED化)改修による省エネ推進を図りました。アイスリンクとしての運用性向上はもちろん、夏季はイベント利用時の収容人数増加を図るという敷地の有効活用や周辺への漏れ光の軽減、冬季はスピードスケート大会などで長期間使用することから、眩しさへの対策には特に留意の上、より安全で快適な照明環境を整えました。

既存建物を活用したリノベーション事業(ステーションホテル)

当社グループでは、(コストを抑え、廃材を削減し、新たな建物としての価値を造る)リノベーション事業を積極的に推進しております。富士吉田市の宿泊施設「富士山ステーションホテル」は、既存建屋を全面改修し、開業しました。事業活動における汚染物質と廃棄物の排出を削減することは、企業の社会的責務の一つです。当社グループは設計会社・施工会社などと協働して、汚染物質と廃棄物の排出防止やその原因となる材料を削減することや、排出する場合には適切な処理を施すことで、環境に及ぼす影響の低減に取り組んでおります。

マウント富士 ネイチャートリップ

富士山の雄大な自然と触れ合い、自然の大切さを体感していただくことをコンセプトに「マウント富士ネイチャートリップ」を開催し、好評いただいています。地元を知り尽くしたインタープリターが富士山麓の自然をみなさんにわかりやすくご説明し、自然環境の大切さを体感していただくイベントです。
例えば、バードウォッチングや、雪上に残る動物の足跡、植物の冬越し(冬芽)など、自然の中に息づく動物や植物の観察や、落ち葉を使った焼き芋づくり、炭焼き体験、地元の郷土料理であるほうとうづくりなど、富士山麓の森や湖で「遊んで」「学んで」「作って」「食べて」、自然環境の素晴らしさや、大切さを学ぶことができます。

樹海ネイチャーガイドツアー

世界に誇れる大原始林が残る青木ヶ原樹海と国の天然記念物として1200年以上前から存在する溶岩洞窟を楽しめるガイドツアー。
樹海に精通した幅広い知識を持つガイドが個性豊かに自然解説を交えながら、散策を行います。 青木ヶ原樹海は富士箱根伊豆国立公園に指定されており、歴史的にも貴重な自然が残された大原始林。ガイドツアーでは、みなさんに溶岩洞窟と樹海の美しさ、楽しさ、大切さを知って頂くきっかけ作りを目指しております。

無水トイレの導入(雲上閣、相模湖)

富士山五合目にある施設(富士急雲上閣)や神奈川県相模原市にあるレジャー施設(相模湖リゾート)では、電気も化学薬品も、そして水も使わない、環境に優しい(男性用小便器の)無水トイレを導入しております。このトイレは、災害発生など断水時にも使用できるといった非常用トイレとしての活躍が期待できます。

排ガス削減 ゴルフ場 電気式カートへの更新

富士ゴルフコースでは、従来使用してきたガソリン式のゴルフカートを、クリーンなエネルギーの電気式カートに更新し、排出されるCO2(温室効果ガス)を削減し、温暖化(気候変動)に対して、そして自然に対しても豊かさを守る取組みをしています。

富士急ハイランドにおける脱プラスチックの取り組み

2021年7月17日(土)より、富士急ハイランド内トーマスランドではレストランやショップにて使用しているプラスチック製の容器を、「FSC認証(※)」を受けた紙・木製品や、植物由来の製品等に切り替えます。この取り組みにより年間約4.5tのプラスチックごみ(CO2換算で約21.5t)の排出が削減できる見込みです。このようにサプライチェーン全体で環境問題へ取り組んでおります。

富士急ハイランドの園内マップの廃止とマップ機能を盛り込んだ公式アプリの導入等のIT化の推進による紙資源の削減

2021年に毎年印刷していた園内マップ(100万枚)を廃止し、マップ機能等も盛り込んだ富士急ハイランド公式アプリを導入しました。同じく2021年より、富士急グループで提供する企業向け福利厚生サービスFUJIYAMA Clubについて、年間4回発行していた会報誌(88万部)を廃止し、メルマガとHPでの案内に切り替えました。また、関東近隣の様々な施設に置かせて頂いていた富士急グループの各施設の割引券(4,679万枚)についても廃止し、代替サービスへの切り替えを推進しております。以上により年間82tの紙資源の利用を削減することができました。

富士ミネラルウォーターの脱プラスチックへの取り組み

非常用5年保存水「ラベルレスボトル」

富士ミネラルウォーターでは、昨今の環境問題に対する意識の高まりを受け、持続可能な社会の実現に向けた脱プラスチック化への第一歩として、2021年3月より、非常用保存水としては国内初となるラベルレスボトルの発売を開始いたしました。ラベルレスにすることにより、プラスチック材料削減による環境負荷の低減、ペットボトル処分時の分別作業軽減を図ることができます。

紙パック容器のミネラルウォーター

また、2021年7月5日からは「FSC認証※」をうけた紙資源を使用した「紙パック容器」のナチュラルミネラルウォーターを発売いたします。従来のペットボトル容器に比べ、プラスチック材料使用量を約75%削減することができます。これまでも富士ミネラルウォーターでは、業務用商品へのリターナブル瓶使用の徹底や、ラベルレスの非常用5年保存水の発売と、サスティナブル社会の実現に取り組んできました。本取り組みはそれらに続くもので、今後も環境問題に真摯に向き合い新たな提案ができるよう取り組んでまいります。

※FSC認証:環境や地域社会に配慮して適切に管理された森林から生産されたものであることを証明する国際的な認証です。

本社部門の取り組み

本社部門の取り組み
地域の美化活動の実施

地域の美化活動の実施

環境保全の一環として富士急行事業部(技術・環境・CS推進課)では月に1度の美化活動(ゴミ拾い活動)を行っています。
今後は各事業所・グループ会社にも活動を広げていき、地域に密着した持続可能な活動に繋げていこうと考えています。
【2023年度実績】
第1回(1月4日):下吉田駅周辺~忠霊塔
第2回(2月6日):山梨本社周辺
第3回(4月17日):河口湖駅周辺 ※山麓電気鉄道株式会社と合同
第4回(5月28日):「1万人の清掃活動」参加 ※富士河口湖町主催
第5回(6月21日):ハイランドスクエア周辺
第6回(7月7日):ハイランドリゾート周辺
第7回(8月5日):「富士山環境美化前期クリーン作戦2023」参加
第8回(8月28日~29日):「2023年度 富士山清掃登山」参加
第9回(9月23日):都留市ゴミ拾い×ハイキングイベント 実施
第10回(10月25日):河口湖 湖畔周辺
第11回(11月22日):山中湖 湖畔周辺

富士山清掃登山の実施

富士急グループでは富士山の自然保護活動の一環として、毎年、若手社員を中心とした富士山清掃登山を行っています。
「富士山の自然を守り育てる」という思いをこめて実施される富士山美化運動のルーツは1960年代です。以降、全社的な登山清掃活動は会社の記念事業として実施され、新入社員を対象とした清掃登山は研修の一環として毎年実施しています。
富士山の清掃体験を通して、全社員が環境保全に対する企業の理念や「自然を守り育てること」の大切さを学びます。

建物の省エネルギー化(照明LED化、空調更新)

グループ施設同様本社屋についても、省エネ型の空調機の導入、照明のLED化を実施しております。

ZUU Online インタビュー記事の掲載

「真の持続可能成長企業のESG取り組み特集」と題して、エネルギーマネジメントを手がける株式会社アクシス・坂本哲代表が、各企業のESG部門担当者に質問を投げかける特集記事で当社の担当者が取材を受けました。環境・脱炭素のテーマを中心に、当社の取り組みや成果、今後目指すべき姿を紹介しています。
URL:https://zuuonline.com/archives/247058

富士急SDGsツアーの実施について

東京学芸大学附属国際中等教育学校2年生で国際理解について学習している生徒様に対して、電気バスやWOTA(水循環型ポータブル手洗い機)など、実際に当社で実施しているSDGsの取り組みを見学を通じて、学習していただきました。また、当社の外国人受け入れの最前線となっている河口湖駅や下吉田駅・忠霊塔での見学を通じて、当社のグローバル化の取り組みの発信及び富士山周辺での文化の多様化など国際理解を深めていただきました。
上記のように当社では、学生のフィールドワークの一環として、当社グループの施設や交通を利用しながらの当社ならではのSDGsに関する取り組みを、特別な講座を通じて体験や学習していただけるような受け入れ体制を整備しております。ご興味のある方は、是非、お気軽に下記よりお問い合わせください。

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