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富士急グループは、「富士を世界に拓く」という創業精神のもと、富士山やその周辺の環境·風景の維持と事業開発を両立させ、世界の人々の心の豊かさに貢献してきました。当社グループの事業は、共に働く人々、取引先に関わる人々、国内外からのお客様、地域社会に暮らす人々など多くの人たちに支えられています。当社グループは事業活動に関わるすべての人々の人権が尊重され、尊厳が守られるよう取り組んでいきます。
2025年3月1日制定
富士急行株式会社
富士急グループ各社
富士急グループは、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」に則り、当社グループの事業活動、サプライチェーン、ならびに提供サービスのライフサイクル全体において、人権への負の影響を防止・軽減し、是正する責任を負うことを明確にします。
当社は、運輸(鉄道・バス・タクシー・ロープウェイ・船舶)、レジャー・サービス(遊園地・ホテル・アウトドア等)、不動産、その他関連事業を展開する企業グループとして、地域社会、従業員、取引先、訪日外国人を含む国内外のお客さまなど、幅広いステークホルダーの人権尊重を最優先課題の一つと位置付けています。
この前提のもと、当社は人権デューデリジェンスを継続的なプロセスとして実施し、以下のアプローチにより人権リスクの調査・特定を行います。

「富士急グループ人権方針」ならびに「企業行動規範」を踏まえ、全役職員の主体的な人権尊重行動を促進するため、コンプライアンス担当役員を委員長とし、総務、サステナビリティ、人事、資材、情報システム・セキュリティ、事業会社の統括部などの各担当役員が委員を担う「コンプライアンス委員会」が中心となって、浸透や啓発活動など、人権尊重の推進活動を行っています。
当社では、内部通報窓口「ヘルプQライン」を設置しています。社内のほか、弁護士事務所にも窓口があり、当社および連結子会社の従業員などからの通報・相談に対応しています。また、お客さま(取引先を含む)からのご意見・ご相談は「富士急行 お客さまの声」係にて対応しています。
2023年度より、社員のスキルの底上げおよびキャリア形成を促進するため、社内教育プログラム「フジQアカデミー」を開講しています。フジQアカデミーでは、「法務・監査」分野において「ビジネスと人権」に関する研修を実施するとともに、「グローバル・異文化理解」分野では、訪日外国人を含む多様な利用者への配慮を目指し、多様性への理解を深める「異文化コミュニケーション研修」を実施しています。また、コンプライアンスに関する教育として、管理者・職場長向けにハラスメント研修を継続的に実施するなど、様々な社内教育を実施しています。