VIEW 02 — GOLF

富士ゴルフコース

富士山麓の雄大な自然の中で、豊かな時間を楽しむ。

冨士急三十六景 | 江戸木版画

LOOK CLOSER

コースを見守る角栄松

9番ホールのティーグラウンド横に立つ名物の松。木々の陰影や芝の濃淡が、山麓の澄んだ空気を伝えます。

BEHIND THE VIEW

この一景の物語

1935年開場の歴史ある富士ゴルフコース。作品では、山中湖畔の豊かな自然と富士山を背景に、時代を超えてゴルフを楽しむ人々の姿を描いています。クラブを振る瞬間、木陰で語らう時間、田中角栄氏がこよなく愛したことでも知られる「角栄松(かくえいまつ)」までが画面に込められ、富士を眺めながら過ごす特別な時間が表現されています。

HIGHLIGHTS

見どころ

9番ホールの「角栄松」や芝の濃淡、木々の陰影など、実際のコースを知る人ほど楽しめる細部が描かれています。富士の雄大な姿を眺めることができる贅沢な景観の中で、ゴルフやスマホ撮影に夢中になる人々の視線が示唆する一瞬の「シャッターチャンス」に注目。

HOKUSAI CONNECTION

北斎との接続

北斎は「三分割法」を基本に、主要な情報や視線の誘導を対角線上に配置する「対角線構図」を好んでとり入れていました。この構図を意識することで、奥行きとダイナミックな空間をうみだし、緑鮮やかなゴルフコースの先に大きくそびえる富士の魅力が際立ちます。人々の営みと共に描くことで、富士との距離感そのものを絵にしています。

この場所について

1935年8月に山梨県で初めてのゴルフ場として開場。開場当時の名称は「富士ゴルフ場」。

富士ゴルフコース
富士ゴルフコースを描いた江戸木版画「冨士急三十六景」の拡大画像
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