VIEW 01 — RAILWAY

富士山麓電氣鐵道

100年、人を運び続けてきた「富士急の原点」。

冨士急三十六景 | 江戸木版画

LOOK CLOSER

さび朱色に込めた記憶

創業当時の「モ1号」を踏襲した車体の色。富士山の青との鮮やかな対比にも注目してみてください。

BEHIND THE VIEW

この一景の物語

創業時の社名でもある富士山麓電氣鐵道。1926年9月18日に設立し、“富士山に最も近い鉄道”として、100年にわたり山麓の暮らしと観光を支えてきました。作品は、三ツ峠駅〜寿駅間にある「がんじゃ踏切」を描いた一景で、江戸の旅人たちを“鉄道ファン”にみたて、現在の車両と共に描きました。車体カラーは創業当時の「モ1号」を踏襲した“さび朱色”。雄大な富士の青との対比で、鉄道の存在感を際立たせています。

HIGHLIGHTS

見どころ

雄大な自然の中を走り抜ける鉄道、その瞬間に出会ったとき、現代も江戸の旅人もきっと同じように心躍るでしょう。「がんじゃ踏切」という名所と、時代を超えても鉄道にワクワクする人々の高揚感、「100年」というその瞬間を一枚に。

HOKUSAI CONNECTION

北斎との接続

「冨嶽三十六景」は、旅人の臨場感と富士山信仰を兼ねた名所巡りの対象として大きな注目を集め、人々のニーズや関心を捉えました。画面に対する平行な空間構成は舞台美術の特徴であり、北斎はあえて書割風にして、見る人に芝居を見ているような楽しみを与えました。細部まで細やかに描くだけでなく、構図による視覚的な遊びも絵には大切な役割をもっています。

この場所について

1926年9月18日設立。1929年に大月~富士吉田23.6kmの鉄道営業開始。現在は大月駅~河口湖駅の全長26.6 kmを結ぶ。

富士山麓電氣鐵道
富士山麓電氣鐵道を描いた江戸木版画「冨士急三十六景」の拡大画像
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