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社会人の先輩たちから、メッセージ Message5 杉田 雅至

語学学校エリアマネージャーからの転身
現在の仕事では、そのスケールの大きさに感動

杉田 雅至 Profile

■自分の可能性を試したい、それを真剣に考えた

私は、大手語学学校のエリアマネージャーをしていました。ここでキャリアを積み重ね、最終的には3校を受け持つこととなり、管理業務全般を担いながら、既存顧客の維持と新規顧客の獲得を行う活動もしていました。責任も重く、やりがいもあったのですが、仕事の幅や奥行きといった点で物足りなさを感じることも多く、やがて転職を考えるようになりました。
私の志向は、ゼネラリスト志向なのですが、加えて抜きん出た能力も持ち合わせていたいと常々思っていました。そういった意味では、2つの素養を併せ持った人間であるとともに、そうした能力を必要とする仕事につきたいと考えていました。
そのような志向を持つ私でしたので、転職にあたって考えたのは、「そこで自分が活きるかどうか」ということです。十分に活躍することができ、どこに行っても通用するレベルの普遍的な力を身につけることのできる職場、そのようなところはないだろうかと考えた時に、富士急行の社会人採用のことを知り、研究をしました。富士急行は、本社の行う事業も、グループ各社が行う事業も、それぞれがオリジナリティを追求しており、その分野でのオンリーワンを常に目指している、そんな雰囲気があると感じました。そうした中で、ジョブローテーションという業種・職種をまたぐ独特の仕組みによって、一人ひとりがグループ内のさまざまな職場を経験し、そこで仕事にチャレンジしているということを知りました。ここに魅力を感じ、転職を決意致しました。

■大規模なアウトドア施設というフィールドで得るもの
ー「PICA秩父」での刺激的な日々

現在私は、株式会社ピカという富士急グループの会社が運営している「PICA秩父」という、広大な敷地を持つアウトドア宿泊施設で支配人をしています。ここは周辺にグループの施設がないため、独立した一つの企業を運営しているイメージを持ち、具体的にはこの事業地の方向性を定め、事業目標を立て、複数年時にわたる事業計画を作るなど、顧客創造に向けての根幹部分を構築していくことです。この実現のために、社員、各スタッフのベクトルを同じ方向に向け、進めていくことが大きな任務となります。さらに、人材の育成を含め、お客様を増やしていくためのハード・ソフト全てをどのように仕上げていくかを考え、次々に実行していかなくてはなりません。大変ではありますが、スケールが大きく、刺激的で非常にやりがいのある仕事だと思っています。

■大きな責任を持つ仕事でも、常にバックアップ体制がある
ー風通しの良い社風が事業を円滑に進める

中途採用ということで、前職でのスキルが活かせるかどうかが気になるところかと思います。確かに財務会計、マーケティング、語学など、前職で経験したさまざまなことが役に立っていますが、何よりも培ってきたタフさが現在の仕事に非常に役立っています。「PICA秩父」で私が担当するのは、新しく立ち上げるタイプの業務が多いので、幅広い知識や専門的なスキル、スタッフ・お取引先・お客様との良好なコミュニケーション構築など、多くのことを一度にこなさなければならず、体力、精神力が必要です。この部分は前職での経験と、富士急行に入ってからの10年で鍛えられたように思います。
このように、現在の私の仕事はチャレンジングであり、答えのない課題を探し出し、自分で答えを見つけ、結果に結びつけるという意味で「自己実現」ができるとても面白い仕事です。ただ、これを一人でやっているわけでは決してありません。富士急グループには、どんな仕事でも同僚・先輩方とともに協力しあいながら仕事を進めるという風土があるので、独りよがりになることはなく、組織としてのバックアップもしっかりしており、そこも大きな魅力の一つです。
そして将来は、観光立国日本の推進の大きな力となること、富士山と富士急の魅力を世界に示すこと、願わくば後世において、当社の発展に貢献した人物と言われるようになりたいと思います。
最後にこれから転職を考える方にアドバイスをするとしたら、次のように言いたいと思います。
「企業から選んでもらおう」ではなく、「企業は自らが選ぶ」ーこのぐらいの気持ちで望んでみてはいかがでしょうか。

「変体企業」より良く変わっていく変体企業です