VIEW 09 — SNOW

スノーパーク イエティ

冬の富士山麓を、ダイナミックな雪煙とともに描く。

冨士急三十六景 | 江戸木版画

LOOK CLOSER

静けさと躍動の対比

雪煙を上げて滑る人々の大胆な動きと、雪化粧をまとった富士の静けさ。対照的な二つの表情をお楽しみください。

BEHIND THE VIEW

この一景の物語

富士山二合目に位置するスノーパーク イエティ。作品では、白銀のゲレンデを滑り抜ける人々と、その奥にそびえる雄大な富士山を描いています。雪煙を上げながら滑走する躍動感と、雪化粧をまとった富士山の静けさが共存し、冬の富士山麓ならではの空気を一枚に閉じ込めています。

HIGHLIGHTS

見どころ

雪面の「静」の質感と人物のユニークな動きによる「動」の対比。「雪の白」を和紙そのものの色で表現し、一部に雲母(うんも・鉱物の一種)などを用いてきらめきを加える木版画の技法「雲母(きら)摺り」を取り入れました。光を受ける角度によってほのかに表情を変える輝きが、雪の粒子や冬の空気感をより印象的に引き立てています。

HOKUSAI CONNECTION

北斎との接続

1/4000のシャッタースピードとほぼ同じ形状を捉え、描くことができた北斎の驚異の眼。生涯描き続けたその画力は、世界中が注目する傑作をうみ出しました。自然の一瞬を捉えるダイナミックな画想と、人間味あふれる人々の動きを同時に見せる、「冨嶽三十六景」の代表作である構図を、美しく舞い上がるゲレンデの“雪煙”としてオマージュしています。

この場所について

静岡県裾野市にある屋外スキー場。1998年より27年連続で、屋外スキー場として日本最速のオープン記録を更新し続けている。

スノーパーク イエティ
スノーパーク イエティを描いた江戸木版画「冨士急三十六景」の拡大画像
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